今、副業が大いに注目されて、その数や種類も非常に多様化していますね。
でも、その中で本当に自分に合った副業を選ぶのはかなり難しい・・・。
私も副業選びには苦労しましたし、過去に大失敗も経験しました。
「副業と言っても、なにをやればいいの?」という疑問を抱えている人も多いでしょう。
また、向き不向きの問題もあるので、ある副業について、おすすめできる人もいれば、おすすめできない人もいます。
この記事では、おすすめできない9つの副業について詳しく説明していこうと思います。
「それ、やろうと思っていた副業だ」と、参考になれば幸いです。
副業の選び方
なぜ副業をしたいのか?その目的は一人ひとり、みんな違います。
生活費の足しにしたくてお金を稼ぎたい人、趣味程度に何かやってみたい人、大きく稼いで独立したい人など、目的は個々によって異なります。
副業を選ぶ時、一番重要なのは、「その目的を最短距離で達成するには何をすれば良いか」ということ。
将来的に独立を目指す人にとって、スキルアップが伴わない副業をやってもしようがないですよね。
それと同じで、生活費を補うためだけにお金を稼ぎたい人が、初期費用がかかる副業を選ぶのも目的に合ってないということ。
つまり、副業はそれぞれの目標や目的に応じて選ばなけれならないということです。
この記事では、おすすめできない副業を紹介していきますが、ある人にとってそれはおすすめできる副業かもしれません。
副業に関する情報はネットに溢れており、何を参考にしたらいいのか、迷う人も多いと思いますが、最終的な決め手は「その副業をすれば自分の目標は達成されるのか?」という基準で考える必要があります。
とにかく生活費を補うためにお金を稼ぎたい人にはコチラの副業がおすすめ⇒クリックだけの単純作業で即日から稼げる!?副業ツール ポセイドンを徹底検証
確実に言えることは、目標達成につながらない副業は、どんなものであれおすすめできないということです。
おすすめできない副業 ~6つの観点~
世間には数多くの副業が存在しますが、その中にはおすすめできない副業も当然あります。
次におすすめできない副業を見分ける6つの観点を紹介しますので、あなたに合う副業を考えてみてください。
1. 本業に悪影響を及ぼすもの・本業を阻害するもの
まず前提として、本業に圧迫を与えたり、悪影響を及ぼしたりするような副業は避けるべきです。
例えば時給制の副業はこの観点にバッチリ当てはまります。
時給制の副業は自分で時間を柔軟に使えず、夜間や早朝など限られた時間に副業に取り組む必要があります。
そうなると体力を消耗し、本業に影響するに決まってます。
よっぽど大好きで、やってみたい仕事でもない限り、時給制の仕事は選ばないことです。
2. スキルアップが期待できないもの
スキルアップが期待できない副業もおすすめしません。
副業の種類によっては、少額の収入が得られる一方で、内容が単純で長期間続けても何のスキルも身につかないものもあります。
例えば、後で説明するデータ入力の仕事は、始めやすいものの、単純作業なので長期間続けてもスキルアップは期待できません。
そんな仕事をしていると、もしも本業がなくなった場合、別の仕事を見つける際に「やってきたことを生かしにくい」という問題にぶち当たってしまうのです。
本業以外のスキルを磨くことは、将来のリスクに備える上でも超重要!
3. 単価安すぎ・・・
副業で募集されている仕事の中には、「え、この報酬マジ?」と目を疑うような低価格の案件もあるので、要注意です。
たとえば、データ入力の仕事なんて、1件あたりの報酬がスズメの涙と言えるほど少ないので、時給に換算すると子供の小遣いレベルにすら届かないこともあります。
クラウドソーシングサイトでは、未経験でも気軽にトライできる案件が多い一方で、「本日の特価セール中」みたいな低報酬の作業も少なくありません。
それを見極めるには、求人サイトやクラウドソーシングサイトをいくつか見比べ、相場を研究するのが不可欠です。
ただし、報酬が低くても「新しいスキルを手に入れたい」「経験をちょっぴり増やしたい」「趣味を副業に変えたい」といった理由があるなら、おすすめですよ。
報酬がこんなに低いなんて、冗談か?と思う場合には、「経験を積むこと」など具体的な目的を持ち、自分を納得させて乗り切りましょう。
4. 赤字のリスクはヤバイ
副業で稼ごうとする時、特に最初に大金が必要なものは、ほとんどジェットコースターに乗るようなもんです。
例えば、株式投資という名の「金融のジェットコースター」は、高いチケット代を払った後で、一歩間違えれば予想外の急降下が待っています。
他にも、投資や開業、せどりといったものも、うっかりすると大赤字という「落とし穴」にハマる可能性があります。
もちろん、リスクと計画をしっかり頭に入れて乗り込むなら問題ないですが、何の知識もないままお金をつぎ込むのは遭難レベルです。
5. 継続的に稼げない
副業には、継続的に稼ぐのが難しいものもあります。
長期間お小遣いを稼ぎたい人や、地道に収入を積み重ねたい人、安定した収入を求める人は、そんな副業には注意が必要です。
例えば、ポイントサイト。
特定の商品を買ったり、サービスに登録したりすると、ポイントがゲットできます。
クレジットカードを発行したり、銀行や証券口座を開設する案件では、数千円分のポイントをもらえることも!
しかしそこに継続性ははないんですよ・・・
高額ポイントを狙える案件以外では、安定して稼ぐのは、超難しい。
6.SNSで勧誘される副業
SNSで見かける副業の誘い文句には、要注意!
「楽して儲ける方法を教えます」などど言って、<LINE>やダイレクトメッセージでのおしゃべりをしたがる投稿には、たとえ顔写真付きのイケメンや美女が発信してても、信用しない方が無難です。
つまり、詐欺ってこと!
何となく連絡してしまった結果、騙されてお札が羽ばたいていく事例が続出中‼
特に、事業内容が雲をつかむようなぼんやりした副業や、謎の儲け話に巻き込まれて、「情報や教材が欲しかったらお金出してね」とかいうシナリオは、まず詐欺と思って間違いないです!
おすすめできない? 注意が必要な副業9選
先ほど示した6つの観点を踏まえつつ、人によってはおすすめできない9つの副業を紹介します。
1. 配達員
配達員の副業は、食品のデリバリーなどを自分の都合で行えるため、気軽に始める人が増えています。
ただし、気をつけないと「日曜大工」ならぬ「本業大工」になる可能性があります。
本業が圧迫されるリスクがある上、スキルアップも期待できません。
もちろん、収入面では「財布の肥やし」になるくらいはあるようですが、最近は配達員の数が増えすぎて、競争が大激化!
こうなると、注文が来るまでの待ち時間が長くなったり、遠方まで配達に行く羽目になったりして、時給換算だとどんどん不利に。
体力も消耗し、気がつけば、本業への意欲も下降気味。
また、配達料がサービス事業者の気まぐれで下げられることも多々あります。
競合が増えると「値下げ競争」になり、その影響は配達員の報酬に降りかかります。
2. クラウドソーシング
クラウドソーシングとは、<ランサーズ>や<クラウドワークス>といったクラウドソーシングサイトでクライアントから仕事をいただくことです。
ここにはいろいろな仕事の募集があり、主にWebライターや文字起こしなど、時間と場所を選ばずにできるサイドビジネスの仕事がたくさん。
トラブルにはクラウドソーシングサイトの運営会社が介入してくれるので、初心者でも安心です。
ただし、一つ注意点が。
まれに「あれ、これボランティア?」と思ってしまうぐらい単価が低い仕事もあるのです。
クライアントは自由に報酬を設定できるので、初心者を標的に驚きの安さで募集をかけてくることも。
合法的なため、受注者としては変な案件に引っかからないように気をつけることが肝心です。
経験を積むのが目的なら、一時的と割り切って挑戦するのもありかもしれません。
また、「ちょっとこれは安すぎるぞ!」と感じたら、クライアントと単価交渉をするのも手でしょう。
もとの単価の1~2割増しなら、うまくいくかもしれません。
自分の実績も忘れずにアピールしつつ、「もしよければ」とお願いする感じで優しく交渉してみましょう。
3. ポイントサイト
ポイントサイトは、友達を紹介するとボーナスポイントをゲットできるし、紹介した友達がポイントを貯めるたびにその一部があなたのものになる、ゲーム感覚でできる副業です。
インスタではポイントサイトの勧誘がいっぱいですが、これはまるでピラミッドの上からもらえる「紹介料」を狙ったもの。
でも、残念ながらスキルアップとは無関係で、生活が楽なるほどの収入は期待できないので、本気の副業としておすすめできる内容ではありません。
たまに高額案件もありますが、それはほぼ砂漠のオアシスみたいなもので、だいたい「幻」です。
通常の案件の報酬はせいぜい数十円。
4. アフィリエイト
アフィリエイトは基本的には、自分のブログやSNSに広告を貼って、誰かがそのリンクから買い物をしてくれたら、報酬ゲット!という流れです。
なので、「1円も稼げない!」、「初報酬まで1年もかかった…」などというケースも珍しくなく、簡単ではないということを覚えておきましょう。
簡単そうに見えて実はトゲがある道筋なので、「気楽にできる」ってノリで始めると、ちょっと痛い目にあうかも。
でもゼロからスタートして少しずつ知識を増やせば、ちゃんと成果を追い求めることも夢じゃない!
最近は<Instagram>でアフィリエイトが流行してるけど、フォロワーを地道に増やすには、時間と根気が必要。
そして、必ずしも売上が発生するわけではありません。
さらに、これらのアフィリエイト活動が、<Google>や<Instagram>みたいなプラットフォームに頼りきりということも覚えておこう。
突然「あれ?アフィリエイト禁止された?!」なんて悲劇も絶対無いとは言い切れない・・・
そして、検索エンジンのアルゴリズムってやつがちょいちょい変わるので、「昨日までアクセス爆上げだったのに、今日0!?」という悲劇が起こる可能性も・・・
それでも、「サラリーマンの給料なんて目じゃない!」っていう夢があるから、多くの人が挑戦しているわけで、やるなら心して続けていくことが大事。
諦めないで続ける過程で、自然とWebマーケティングのスキルもぐんぐん伸びる。
だから、スキルアップしたい人にはアフィリエイトはおすすめの副業と言えます。
ブログで稼ぎたいならコチラのツールがおすすめ⇒AIツールコブラで副業成功を目指す!他のAIツールとの違いとは?
5. アルバイト
短時間勤務が可能なアルバイトは、かんたんにスタートできて、お手軽なイメージがあります。
しかし、気をつけないと、本業とのバランスが崩れす可能性も・・・。
特に、スキルアップが望めないアルバイトの場合、そのことを理解してから取り組む必要があります。
また時給制バイトとなると、あなたのスケジュールはギチギチに!
本業の休みや始業前、終業後の「貴重な時間」すら捧げることになります。
結果、体力がガス欠状態に・・・。
6. 投資系
投資の世界は、ほとんどギャンブルで、プロの投資家でも運に頼っている部分があります。
またお金の規模によって初期投資が必要で、一歩間違えば赤字という沼にハマるリスクが潜んでいます。
例えば、FXのようなレバレッジを駆使すれば、数万円でスタートすることもできますが、不動産は数百万円から数千万円の大移動が発生します。
しかし、このような投資が失敗すると、初期投資がただの負債と化す恐れがあります。
覚えておくべきは投資にはリスクが付き物で、その代償の上に利益が築かれるということです。
投資は怪しい裏稼業ではありませんが、しっかりした知識と強靭な精神が必要です。
7. せどり
せどりとは、安く仕入れた商品を高く売って、その差額で儲けるビジネスのことです。
昔は主に古本を対象にしていましたが、今では家電やおもちゃ、PC関連、キッチン用品、コスメ、さらにはファッションまで扱える、まさに「なんでも屋」状態です。
とはいえ、せどりも楽ではありません。
もし商品が売れずに在庫が山積みになったり、売れたと思ったら元値より安く売ってしまったりすると、赤字という名のリスクがあるのでご注意ください。
販売先はもっぱら「メルカリ」などのフリマアプリや「Amazon」が主流ですが、これらのサービスの都合で突然商品が売れなくなることもあれば、うっかりアカウントが停止されてしまうことも。
そうなったら、まるで売れなくなるので要注意です。
売れる商品や利益の出る商品を見極めるには、ちょっとした目利きが必要。
例えば「カメラが趣味でカメラ市場の流行が手に取るようにわかる」なんて人なら、少しは簡単にこのビジネスに足を踏み入れられるでしょう!
8. ネットワークビジネス
ネットワークビジネスは、口コミで商品を売るビジネスの一種です。
会員が新しい会員を招待して、その会員がさらに別の会員を引き連れて、商品を広めていく仕組み。
取り扱い商品は化粧品から日用品までいろいろあります。
ネットワークビジネスに関わる人は、会社から販売員と呼ばれることもありますが、社員じゃなくてフリーランスみたいなものです。
新しい会員を増やしたり、商品を売ったりするためには、交際費、セミナー費用、交通費などのすべての経費を自分で持ち出さなないといけません。
でも、それだけ投資しても必ずしも商品が売れたり、新しい会員を得られたりするわけじゃないんです。
意外と赤字になることもあるので、副業としては慎重に取り扱いたいところです。それに、SNSで勧誘メッセージが飛んでくることもありますのでご注意を!
9. データ入力
データ入力とは、文字や数字といったデータを、ExcelやWordなどのフォーマットに入力するお仕事です。
データ入力の報酬相場はというと、1文字あたり0.1~1円程度です。
0.1円の低リターン案件でも、1時間に1万文字の打ち込みマラソンができれば、時給1,000円達成。
ただし、あなたの集中力と疲労のスタミナは、速やかに限界を迎えるでしょう。
さらに、この単純作業を続けていても、スキルアップは図れません。
そして、報酬アップやスキルを活かしてレベルの高い別のお仕事に移るのも難しい。
ある程度の収入を狙うならデータ入力はおすすめできませんね。
おすすめの副業は?
さて、「おすすめできない副業」については語ってきましたが、逆におすすめな副業はどんなものでしょうか?
ここではおすすめの副業についてご紹介します。
判断基準としては、「おすすめできない副業」の逆を取る感じです。
つまり、以下の条件をクリアする副業が良いと思います。
1. スキルや経験が積める
2. 相場以上に稼げる
3. 赤字リスクが低い
4. 継続性がある
5. SNSの勧誘がない
こういう条件を満たしている副業としては、次の2つが考えられます。
1. 趣味の延長にある副業
あなたの趣味を活かした副業はおすすめです。
気が付けばスキルもアップ、チャンスが自然に舞い込むかもしれません。
もちろん、単なる趣味レベルではダメ。
「稼ぐぞ!」「スキルアップするぞ!」と気合を入れて臨むことが大切です。
趣味を活かした副業は、自分一人でもサッと始められるものがたくさんあります。
具体的な職業例
- ハンドメイド販売
- イラスト販売
- ネットショップ運営
もしハンドメイドやイラストが趣味なら、あなたの作品たちが副業としてごはん代を稼いでくれるかもしれませんよ。
2.専門知識を活かす
2つ目の選択肢は、あなたの専門知識をフル活用する業務です。
あなたの専門知識がプロ級なら、報酬はとても安定しています。
具体的な職業例
- プログラマー
- デザイナー
- Webマーケター
これらのプロフェッショナルの領域でスキルを既に持っているなら、副業として取り組むのは有りでしょう。
まとめ
今回はおすすめしない副業についてお伝えしてきましたが、いかがでしたか?
副業選びは、あなたの野望を叶えるものかをチェックするのが肝心。
要注意なのは、本業をズタボロにするもの、スキルという名の経験値がゼロのもの、一か八かの博打副業、給料が豆粒サイズのものや、続けたところで財布が痩せる一方な副業。
これらは、どうしても必要でない限り、あまりやらない方が・・・。
大多数の方に推奨できる副業はやはり、専門スキルが活かせる仕事か、趣味の延長的な副業でしょう。
いずれにせよ、副業をしないのは一番「ない」選択だと思います!
自分に合った副業で人生を変えてみましょう!